ホリデーシーズンにぴったりなメイソンジャー活用方法!


日本でも数年前に大旋風を起こしたメイソンジャー。当時、あなたもジャーサラダを作ってみたのではありませんか?
実はこのメイソンジャー、100年以上もの間アメリカの家庭で愛されてきた名品の1つで、とても長い歴史があります。

今回は、メイソンジャーの歴史を紐解くと共に、これからのホリデーシーズンにぴったりな使用方法をお伝えしたいと思います。



メイソンジャーが持つ深い歴史

1858年、ジョン・ランディス・メイソン氏は、食品を保存するための家庭用缶詰を開発していくなか、ダブルキャップ構造で密閉性に優れたガラス容器を生み出し、それは同氏の名前にちなんでメイソンジャーと名付けられました。

食品の保存に向くというだけでなく、丈夫で持ち運びにも便利であり、かつシンプルで美しいデザインのメイソンジャーは、のちにアメリカのどの家庭にも置いてあるほどの人気商品となります。

メイソンジャーが開発されるまで、人々は不適切に密封された野菜の持つ危険性を考慮することなく食品を保存しようとしていました。
“初歩的な缶詰”や ピクルスなどは食品の寿命を延ばすことに役立ちましたが、それは完璧ではなく、メイソンジャーが発明されたことでようやく安全に食品を保存できる技術が完成したと言われています。

このガラス瓶は、その後の私たちの生活に大きな変化をもたらす重大な発明だったのです。



ボールメイソンジャーの始まり

メイソン氏が特許を取得してから、メイソンジャーのデザインは一般的に広く知られるようになります。

しかし、1879年に特許が切れた後は、競合他社のほとんどがメイソンジャーの製造を始めたため、メイソン氏が富を得ることはありませんでした。

そうした一部のメーカーは、彼の時代を超越した発明を露骨に食い物にしましたが、メイソン氏に敬意を払った会社も存在します。

1800年代後半に、彼の設計のライセンスを実際に取得した工場を記した文書には、メイソン製作所、コンソリデイティッド・フルーツジャー社、スタンダードユニオン製作所、そしてもちろん今回ご紹介しているボール社の名前が存在します。
ボール社は、しっかりとメイソン氏からライセンスを取得して製造に乗り出したのです。

1900年代初期には、数百のブランドのメイソンジャーがありましたが、時の試練に耐えたのは極僅かでした。ボール社もその1つです。

ボール社は長い年月をかけてメイソンジャーのデザインや性能を進化させていきました。そして今では歴代の商品がヴィンテージとしての価値が認められるまでになっています。
特に1915年頃から1962年まで製造されていた“IDEAL”はボール社の製品の中で最も有名で、コレクターの間でとても高い人気があります。



メイソンジャーの新しい活用方法

数年前のブームの時には、雑誌やネットで“メイソンジャーのお洒落な使い方”の記事をよく目にしました。
そしてその人気は今でも健在で、日々新たな使い方が誕生してきているのです。

そこで、これからのホリデーシーズンに向けて今欧米で流行っている新しいメイソンジャーの使い方をご紹介しちゃいます。



パーティーで大活躍!メイソンジャーでホイップクリームを作ろう


メイソンジャーだけで自家製のホイップクリームが簡単に作れるって信じられますか?

泡立て器で腕をパンパンに疲れさせる必要もなく、ハンドミキサーを引っ張り出してくる必要さえありません。代わりにクリームをメイソンジャーに注ぎ蓋をきれいにしっかりと閉めて、良く振るだけでいいんです。

海外では週末になるとホームパーティーが盛んに開かれます。パーティーでは招かれた方も何か一品持ち寄るのが一般的で、スイーツ担当の人は手作りケーキにフレッシュなホイップクリームを添えるのが定番になります。

そこで重宝されるのがメイソンジャーで作るホイップクリーム。
パーティーを中断することなくフレッシュなクリームが作れる上、これであれば外でのパーティーでも困ることはありません。
もちろんパーティーだけでなく、キャンプでも大活躍。火を囲みながら熱々焼き立てのアップルパイにフレッシュなホイップクリームを添えたら、見た目も味も完璧で盛り上がること間違いありません。





簡単な作り方は次の通りです。

①480mlのメイソンジャーに、1カップのクリーム(クリームを良く冷やしておくとより良い)、大さじ1~2杯の砂糖を入れる。お好みでバニラビーンズやバニラエッセンスを加えてもOK。

②メイソンジャーの蓋を固く締め、振る。数分激しく振ふると泡立ってきて、液体のバシャバシャする音がしなくなります。
一度蓋を開けスプーンでクリームの様子を確認し、ふんわりとして角が立つ程度であれば完成。
振り続けるとクリームではなくバターの様に固くなってしまうので、振りすぎには注意が必要です。

たったこれだけでホイップクリームが作れるなんて感動ですよね。泡立て器など片付ける手間が省け、またクリームが余ったらメイソンジャーに入れたままで保存ができるのも大変便利です。



クリスマスプレゼントにジンジャーブレッド・ギフトジャー


ハロウィンも終わり、これから一気に街はクリスマスムードへ突入します。
欧米ではクリスマスは家族で過ごす大事な日なので、職場の同僚や友達同士のクリスマスパーティーは早い時期に開催されます。そこで大人になっても楽しみなのがクリスマスパーティー定番のプレゼント交換です。プレゼントは予算が決まっており、大体1000円など少額が設定されます。

少額だからこそプレゼントのセンスが問われるところでもあります。そこで、今流行っているのが『ジンジャーブレット・ギフトジャー』です。

これは何かというと、メイソンジャーにクリスマスの定番でもあるジンジャービスケットの“材料を入れて”飾りつけをした自家製ギフトのことです。
ブラウンシュガーや薄力粉などが層にもなっていて見た目も美しく、またレシピを書いたタグとクッキーの型を一緒にリボンで結べば、今までにない新しいプレゼントの完成です。
クッキーを焼いた後にも、メイソンジャーに入れて保存ができるので便利です。





簡単な作り方は次の通りです。

[材料]
・ブラウンシュガー 100 g 
・生姜パウダー 小さじ1杯
・オールスパイス 小さじ1/4杯
・シナモン 小さじ1/4杯
・みじん切りの生姜の砂糖漬け 50g
・小麦粉 225g
・ベーキングパウダー 小さじ1/2杯
・重曹小さじ 1/2杯

[方法] 
①ブランシュガーに生姜、オールスパイスとシナモンを混ぜてジャーに詰めます。
②生姜の砂糖漬けを上の層に追加して、小麦粉、ベーキングパウダーと重曹を更に混ぜます。
③蓋をして、リボンにレシピとクッキーの型で飾れば完成。

[タグに書くレシピ] 
①150gの溶けたバターと大さじ1のゴールデンシロップ、卵黄1個を混ぜます。
②ジャーに入っている材料に加えて良く混ぜ、生地を練ります。
③15分間冷やしてから生地を伸ばし、クッキーの型を切り取ります。
④オーブンを180度に設定し、8~10分間焼いたら完成。

メイソンジャーに入れる材料は日持ちのする物だけですので、安心してプレゼントを渡すことができます。
レシピを書くタグやリボンなど、自分が好きに飾り付けられるのも楽しいですよね。今年のクリスマスは心のこもった自家製ギフトを用意してみてはどうでしょう?



メイソンジャーはそのシンプルで美しいデザインが魅力で、今では単なる食品保存の手段以上の存在感があります。
ここで紹介した以外にもまだまだ新しい活用方法が眠っているかもしれません。あなたもメイソンジャーと一緒に創造の旅に出てみてはいかがでしょうか?