ホリデーシーズンに欠かせない!手作りオーナメントでクリスマスツリーを飾ろう

秋も深まり冬が近づいてきましたね。そう、クリスマスももう直ぐです!この時期になると、街中がイルミネーションで飾られ、あちこちでクリスマスツリーを見かけると思います。そんな見慣れたクリスマスツリーの意味を知っていますか?今年は改めてクリスマスツリーについて深く知って、自分だけのツリーを飾ってみましょう。

クリスマスの定番!クリスマスツリーの由来は?


12月の風物詩とも言えるクリスマスツリー。アメリカなど海外では11月下旬に入ると、至る所でクリスマスツリー・マーケットが開かれ、生のモミの木が販売されていpます。海外は家が大きいのもあり、売られている木のサイズもビックリな大きさ!そしてお目当ての木を手に入れた人は、車の屋根に木を乗せて家に帰る姿が良く見られます。生のクリスマスツリーの良さは、何といっても香り。部屋中にモミの木の香りが漂い、それもクリスマスが近づいてきたと実感させてくれるのです。

日本では生のモミの木を飾ることは少なくても、素材や色味・サイズなど様々な種類があり、思い思いのクリスマスツリーを飾って楽しむ方も多いはず。では、そんなクリスマスツリーの由来を知っていますか?

クリスマス(Christmas)は“キリストのミサ”という意味があり、キリスト教ではイエスの降誕をお祝いする日ですが、実はクリスマスツリー自体はキリスト教由来ではありません。諸説はありますが、北欧に住んでいたゲルマン民族の冬至のお祭り“ユール”が起源ではないかと言われています。ユールでは、森で木を伐り、家へ運ぶという習わしがありました。そしてその木を燃やして、暗い冬至の時期に太陽への思いを馳せていました。この風習は、ゲルマン民族の南下と共にドイツなどの他の地域へも広がりをみせました。そして、キリスト教の宣教師が布教活動のためにゲルマニアへとやって来るようになりキリスト教と融合していきます。三角形のクリスマスツリーは“父と子と精霊”の三位一体を体現していると捉えられたためです。その結果、もともとはキリスト教とは関係の無かった冬至のお祭りが、今ではクリスマスにツリーを飾るという習慣が定着しました。

いつの時代でも冬の暗くて寒い時期に人々の心を明るく照らしてくれるクリスマスツリー。今年は、あなただけのクリスマスツリーを飾ってみませんか?

クリスマスツリーにオーナメントを飾るのは何故?その持つ意味を知ろう!


自宅でクリスマスツリーを飾る楽しみといったら、オーナメントの飾り付けですよね!シックな物から、ちょっとしたおふざけ物まで色々な種類があり、ツリーを自分の好みにアレンジできる場所でもあります。そんなオーナメントにもそれぞれ意味があるのを知っていましたか?何気なく飾っていたオーナメントにもちゃんと意味があるんです。

トップスター
ツリーの1番上に大きく飾られる星は”トップスター”と呼ばれていて、イエス・キリストが生まれた事を賢者に知らせたとされる「ベツレヘムの星」を表していると言われています。

ベル
イエス・キリストの誕生を人々に知らせたのがベルだっため、ベルは喜びの音を表しています。

オーナメントボール
色とりどりの丸いオーナメントボールは、アダムとイブが食べた「知恵の木の実」の象徴で、幸福や豊かな実りの願いが込められています。

キャンディケイン
杖の形をしたキャンディは“キャンディケイン”と呼ばれ、羊飼いが羊を導く杖を表していて、イエス・キリストが人々を導いてくれるという祈りが込められています。また白と赤のストライプ模様は、白はイエスの清らかさを、赤はイエスが十字架で流した血を表していると言われています。

ヒイラギ
ヒイラギの葉は棘のような形をしているため、イエス・キリストが磔にされた際のいばらの冠を象徴しています。赤い実は、イエスが流した血で、緑の葉は永遠の命を表します。またヒイラギには、ユール時代からの豊穣や豊作の祈願が込められているとも言われています。

ジンジャーブレッドマン
人型のジンジャークッキーは、生姜が入ったお菓子で食べると身体を温めてくれることから、病気予防に効果があると信じられており、健康への祈りが込められています。

今年のクリスマスツリーに飾る際には、それぞれのオーナメントが持つ意味を考えながら、願いを込めて飾り付けを楽しんでみましょう!

アイロンビーズを使って自分だけのクリスマスオーナメントを作ろう!


様々なオーナメントがあるからこそ、今年のクリスマスは自分だけの手作りオーナメントを飾ってみませんか?そこでオススメなのが、アイロンビーズを使っての手作りオーナメント!

アイロンビーズとは、アイロンなどで熱を加えると溶ける性質を持ったビーズのこと。ビーズを専用のプレートに並べて模様を描いて熱を加えると、ビーズ同士が溶けて融着し作品を作ることができるんです。ビーズはパイプ状にカットしてあるため、完成した作品はドット絵を描いたような作風になり、他には無いオリジナリティを発揮できます。

アイロンビーズを使用してのクリスマスツリーのオーナメントを制作は、カラフルなビーズがクリスマスの雰囲気にピッタリで、子どもから大人まで一緒になって楽しめます。準備する物も少なく、部屋が汚れる心配もないので、是非今年のクリスマスに向けて挑戦してみませんか?

アイロンビーズが大活躍!ドット絵をクリスマスツリーに飾ろう!


アイロンビーズを使えば、ポップでレトロなクリスマスオーナメントが誰でも簡単に作れちゃいます。定番のオーナメントはもちろん、お好きなキャラクターのクリスマスバージョンなど、自分だけのクリスマスオーナメントを完成させましょう。

もちろん図案も用意してあるので安心してください!参考にするのは、コチラのサイトです。ここでは、定番の靴下やベルなどからサンタクロースの恰好をしたミニオン、さらにはアナと雪の女王のオラフまで図案が紹介されています。

作りたい図案が決まったら、次は材料の準備!必要な材料はたったの5つで、アイロンビーズ、ペグボード、ピンセット、アイロンシート、そしてアイロンです。

アイロンビーズは、【アイロンビーズ/ 単色パック】からクリスマスカラーの赤・緑・白・黄色、その他作品で使う色を選びましょう。同じ白色でも【夜光タイプ・白色】なら暗がりでも発光するので、クリスマスツリーのオーナメントにピッタリ。他にも、ラメ入りタイプ・蛍光色タイプ・パールタイプ・半透明タイプと種類豊富に取り揃えているので、あなたの作品作りのイメージにピッタリな物に出会えるはずです。

そして図案を描く際に使用するのが、アイロンビーズを並べる【透明ペグボード 14.5CM [正方形・連結タイプ L】、小さなアイロンビーズを掴むのに便利な【アイロンビーズ用 ツィーザー (ピンセット) 3本入】、そして【アイロンビーズ用 アイロンペーパー 30CM × 33CM 5枚入】です。アイロンは家庭用アイロンで大丈夫、ただしスチーム機能があるアイロンの場合は、スチーム機能を切って使用してください。

図案と材料が揃ったら、図案を参考にペグボードへとアイロンビーズを並べて絵柄を完成させます。そして、その上にアイロンペーパーを乗せ、中温のアイロンで円を描くような感じでアイロンがけを行います。アイロンペーパーは乗せたままの状態で、ビーズ同士がくっついているかを確認しながら、アイロンがけを行うと綺麗な仕上がりになりますよ。全てのビーズがくっついたのを確認したら、熱が冷めるのを待ちましょう。完全に冷めたらビーズをボートから外して、裏返します。そして裏側にも同じ手順でアイロンがけを行えば完成です!

アイロンで熱を加える時間の目安は10~20秒ほどですが、図案やサイズによってはそれ以上かかる場合もあります。アイロンの温度が高すぎたり、熱を加える時間が長すぎるとビーズが溶けすぎてしまったり、ボードまで溶ける場合がありますのでご注意ください。

毎年何気なく飾っていたクリスマスツリーには、様々な意味や願いが込められていることに驚いた方も多いはず。そしてどのオーナメントにも幸福に結びつく願いが込められていています。今年のクリスマスは、クリスマスツリーの由来やオーナメントの意味を思い出しながら、大切な人と一緒にオーナメント作りを楽しんでみませんか?